説明会

説明会の資料(第1回) - 2012年8月13日

お盆は私の「縦の命」に触れる。ご先祖に感謝をすればするほど、私を支える力は大きくなる。それがお盆』。私もいつかご先祖になる。何時の日か、何時の日か、その日が近づく。

お盆をご縁に「自分のいのち」について考えることもよいと思います。

もちろん個人差はありますが、男性の半数は80歳から85歳あたりで亡くなる方が多いようです。私はこの時期を「臨終適齢期」と言っていますが、適齢期を外すといろいろ問題が出てきます。

75歳になったら臨終準備期として「人生のまとめ」をするのが良いと他人には話していますが、そううまくはいきません(女性は男性ほどはっきりしていませんが、5歳ほど後のようです)。

また人生の終わりは何かとお金のかかることが多いのです。介護・病気・葬儀・布施・お墓、時代が変わるとともに、この5大要素も変わってきます。

地域のお寺として「お墓と寺と葬儀」を一つにまとめて、時代に対応する情報を提供いたします。お盆をご縁に「人生を見つめる」お役にたてば幸いです。

◆5大要素の最後から考えます。

お墓について

お墓をお持ちでない方へ

お墓については、いろいろな考え方がありますが、「だれでも共通して」言えることは「私のお骨はどこに納めるのだろう」と思うことです。お墓をお持ちの方には問題はありませんが、これからお墓をお求めになる方には、迷うことも多いと思います。当寺のお墓を紹介します。お役にたつかもしれません。

*人は50年すると忘れられてしまいます。自分のお墓を建てても50年後はどうなるか分かりません。だからお墓はいらない―とも思います。

*また「私はお墓の中にはいません。阿弥陀の光の中であなたを支えます」とするならばお骨は「私の人生の忘れ形見です」。形見を残したい方はお墓をつくる。また「縦の命のふれあい」の場として、「ご先祖の家」として墓をたてる。あるいは納骨堂・手元供養、考え方は様々です。

お墓をつくりたい

でもお墓の価格は高いし、将来どうなるか分からない、などとお考えの方に、次の「寺のお墓」を紹介します。

1.自然墓 - (納骨は無料だが手続きは必要) -

「早く土に還りたい」、「早く自然に還りたい」と思われる方のお墓です。散骨形式の早く土に還すお墓です。延浄寺には2つの自然葬のお墓があります。「さくらの樹」の下のお墓と「倶会一処」のお墓です。

さくらの樹」の下のお墓は香炉も花立てもありません。葬儀も法事もいらないと思う方にぴったりです。「倶会一処」の墓は香炉と花立てはあります。墓誌はありません。2つとも散骨形式です。

*この二つのお墓は生前の予約が必要です※。納骨は無料ですが、入会金20万円と毎年1万円の会費が生存中は必要です。(※本人の意思が確認されないと、単なるお骨処理の場になってしまいます)

2.やすらぎの墓

家の墓から寺の墓へ。昭和58年からありますが、平成2年12月6日にNHKでも取り上げられ話題になりました。「寺がお墓を持っていて」亡くなったら寺のお墓に埋葬する「家の墓から寺の墓」への発想です。

このお墓は散骨ではなく30年間はカメのまま納骨し30年後土に還します。花立て香炉・墓誌もあり法名・俗名・往生年月日・行年が記録されます。

*入墓布施は、○○から50万円~です。

*○○はお布施ですから人により違います。無料という訳にもいきませんので相談により決めます。お困りの方は、まずは説明会にお出かけください。

3.完成墓地

*墓地・墓石のついた墓誌付きの完成墓地です。1㎡弱で250万円です。家で買われても、友人同士買われても かまいません。2人で買うと半額に3人で購入されれば価格は3分の1になります(※墓は販売ではなく永代借用になります)。お骨は粉骨すると10分の1になりますから20人でも可能です。

*高齢者施設・団体・組織対象の完成墓地も計画中です。

3.さくら会

お寺と縁のない方、当寺の宗派と関係ない方も「早く自然に還りたい」とか「葬儀はいらない」あるいは「だれにも知られず終わりたい」と望まれる方はNPO法人さくら会(申請準備中)に入会ください。入会費は30万円、生存中は毎年1万円の年会費が必要です。さくらの樹の自然墓・倶会一処の散骨の墓を希望される方は、原則として生きている時に会員になります(親族等のお骨を長年保管している。また経費等でお困りの方は相談ください)。

*葬儀は指定された葬儀社で行います。

葬儀について

葬儀は文化です。高齢化が進み、地域・親族の関係が薄れている最近の葬儀は規模が小さくなり、直葬(火葬のみ)や家族葬が多くなりました。

葬儀は縦の命のふれあいの場です、直葬だけでは、どこかさびしい感です。

当寺は次の3つを主体にして、葬儀を組み立てています。それぞれの方の葬儀の企画・相談にも応じています(お檀家になります。葬儀契約は3年毎に再契約です)。

(1)まず火葬にし、お骨にしてから本堂で法事形式で葬儀を行います。

(2)一日葬、通夜・葬儀・告別式を1日ですませます。

(3)通夜・葬儀を従来のように行います。

企画相談の折に写真・履歴年表を基に「人生のまとめ」も出来ます。1~3を組み合わせるといろいろな形の葬儀やお別れ会が出来ます。また遺言書作成のアドバイスもできます(法律事務所のご紹介)。

当寺の行う葬儀は当寺の方針で行いますが、その他の宗派の葬儀については、菩提寺がない場合は信頼できる葬儀社を紹介します。

≫ポイント

必要経費は「墓・布施・葬儀」含めて60万円程度から考えられますが、安ければよいというものではありません。故人にとって、家族にとって、あなたを知る仲間にとって、良い葬儀だった。と思われることが一番良いのです。そのためには、それなりの準備が必要です。

また布施は状況によりすべて違います。苦しい時はそれなりに対応できますし、余裕のあるお布施は介護等の課題に還元しています。葬儀の返礼なども社会の課題に向けることが出来れば「忘れ形見ではなく光り輝く」いのちとして、新しい文化を残すことにもなります。そんなお手伝いもできます。

このお盆にそれとなく、思いを巡らすのも、ご先祖からの呼びかけでしょう。